いいもの見つけた
2017年 03月 26日
高峰秀子(2015年)「いいもの見つけた」中公文庫
屑箱の写真に惹かれて手に取った。
櫛のエピソードが印象的で、その理由は、解説を読んで腑に落ちた。
人の身に付けていたものへの愛着、つまり人が好きだから、ということ。
言われてみれば、全体として交友録のようにも思える。
庶民離れしたところもあるが、自分の意志を持ってる人の美しさに感じ入る。
by saint05no44
| 2017-03-26 22:30
| 読書日記